八海山の経営する「そば屋 長森」。

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「軽くランチを食べたいんですが、どこがいいでしょう?」
こんな質問を受けたとき、真っ先に答えるのが「長森」。
南魚沼、というより日本を代表する銘酒「八海山」の運営する「魚沼の里」にあるおそば屋さん、それが「長森」です。

「魚沼の里」には八海山の普通酒、本醸造酒を製造する「第二浩和蔵」があるほか(見学不可・八海醸造では酒蔵見学は受け付けていません)、カフェ、売店、キッチン雑貨店等を併設した「八海山雪室」、うどん屋「武火文火」、菓子処「さとや」、「つつみや 八蔵」などがあって、ゆうに2〜3時間は過ごせる観光スポット。なかでも「長森」は、ゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期には1時間程度の待ち時間が出るほどの大人気店なのです。

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人気の秘密は、そばの味もさることながら、その雰囲気。この地域に古くからあった古民家を移築再生した建物は重厚感と風情を感じるもの。太い柱と梁は、豪雪に耐えるため、この地方ならではもの。さらに長森は総欅に漆塗りという豪華仕様なのですが、それはこの建物が元庄屋など、特別な家であったことを物語っています。

窓の外に広がる野原にはそばが植えられ、夏になると一面、真っ白なそばの花。鳥の声や虫の声が窓からかすかに聞こえてきて、時の経つのを忘れてしまいます。もちろん八海山の経営ですからお酒もあります。風に吹かれながら昼酒を傾けるのは最高の贅沢。誰もいない平日に行くと、畳にごろんと横になって、居眠りをしたくなるほど、最高の雰囲気なのです。

繁忙期には待ち時間もありますが、携帯電話で呼び出してくれるので周辺を散策していればあっという間。雪室を見たり、お酒を買ったりするのはもちろん、魚沼の里の周辺には簡単なトレッキングルートもあります。

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ちなみに長森のそばは、魚沼では一般的な「ふのり」をつなぎに使っていない、一般的な二八蕎麦&十割蕎麦。へぎに乗った「へぎそば」でもありませんが、つゆはこの地域ならではの薄口が用意されています。
魚沼では昔から冠婚葬祭の際には蕎麦が供されていたそうですが、どうしてもそのような席では蕎麦がかたまりがち。ふのりを使った蕎麦は伸びにくく、かたまりにくいというメリットもありますが、どうしてもくっついてしまいます。
そこで魚沼の蕎麦つゆは、だしたっぷりの薄口。どぼんと漬けて麺をほぐしていただくのです。

長森ではそんな「田舎つゆ」と「江戸前つゆ」の2種類を用意して、お客さんが選べるようになっています。「蕎麦通ならつゆを先にちょっとだけつけて、すすっと」なんてウンチクもありますが、ここではぜひ「田舎つゆにどぼんと漬けて」食べてみてください。

【そば屋 長森】
http://www.uonuma-no-sato.jp/facility/sobaya
新潟県南魚沼市長森415-23
電話 025-775-3887
営業時間 月~金・祝/11:00~15:00
土日/11:00~19:00
※そばがなくなり次第終了
無休(元日のみ休)
席数 40席(全席禁煙)

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ABOUT THE AUTHOR

株式会社自遊人 代表取締役クリエイティブ・ディレクター 編集者岩佐十良
株式会社自遊人 代表取締役、クリエイティブディレクター。
2004年、活動拠点を東京・日本橋から新潟・南魚沼に移転。
そのライフスタイルが注目され 「情熱大陸」「ソロモン流」「カンブリア宮殿」などで紹介される。
2014年には南魚沼市・大沢山温泉に「里山十帖」を開業。

自遊人 www.jiyujin.co.jp
里山十帖 www.staoyama-jujo.com

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