地元民も知らない超穴場「まつえんどん」。

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六日町市街のはずれ、旧道沿いに一軒のお弁当屋さんがあります。
それが「農家の弁当や まつえんどん」。
店名のとおり、経営しているのはこの地域を代表する専業農家「みわ農園」。

2014年にオープンしたばかりなのでまだ地元の人も知らない穴場なのですが、弁当と惣菜、食品や雑貨を売っている店の奥で、コース料理を提供していることはもっと知られていません。

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みわ農園は親子二代の夫婦で経営していますが、息子の三輪弘和さんが南魚沼に戻ってきたのは2012年のこと。
大学生時代から金沢に移り住んで15年、イタリア料理店などで働いている間に「生産の現場で働きたい」という希望が募っていったと言います。奥様の弥生さんは、金沢の“くずし割烹”で働いていた料理人。「新潟に戻ろう!」と決意して、弘和さんはお父さんから農業を引き継ぎ、弥生さんはこのお店を開いた、というわけです。

弘和さんの田んぼは、18町歩(約18ヘクタール)。家族経営では限界ともいえる面積を耕作する、この地域を代表する若手専業農家です。米作りだけでなく無農薬栽培の野菜作りも始めたため大忙し。しかも美味しいお米や野菜を育てることへの理念と理想が高く、本当に研究熱心です。

そしてそんなお米と野菜を調理するのが弥生さん。野菜の味を引き出すために、化学調味料などの添加物を一切使わずに調理しています。
お弁当の価格も「気軽に買って食べられるように」と、日替わり弁当680円。500円以下のお惣菜もずらりと並んでいます。

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とはいえ弥生さんは、京都の有名な「くずし割烹 枝魯枝魯」が金沢でプロデュースしたお店で働いていた実力の持ち主。弁当だけでなく、野菜を中心とした料理をゆったり楽しんでもらいたい、と店の奥の座敷でコース料理を提供しています。

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米が自家製なのはもちろん、野菜も自家製中心。さらに調味料は天然醸造のものだけ。化学調味料は使わないのはもちろん、添加物の入った半製品も使いません。となれば美味しいのはあたりまえ。身体にスーッと馴染んでいくような、優しい料理を味わえるのです。

コース料理は完全予約制で夜のみの営業。価格も3500円からと、内容に対してとってもリーズナブル。地元の人にとっては「ちょっと贅沢」な値段なので、「まだ食べたことがない」人が多く、そのため超穴場!になっているのです。

味は間違いなく新潟でも指折り。こんな隠れた名店があるのも、食文化の高い「南魚沼」ならではなのです。

【農家の弁当や まつえんどん】
http://miwanouen.net/matsuendon.html

〒949-6608 新潟県南魚沼市美佐島972
営業時間  コース料理は完全予約制で夜のみ(3500円〜)
お店の営業は7:00〜18:00
お弁当と惣菜、ランチの営業は11:00〜15:00
定休日 木曜日(夜の予約が入った場合は営業)
席数 2室16席(全席禁煙)
アクセス 関越自動車道六日町ICから約3分
上越新幹線越後湯沢駅からJR上越線に乗り換え六日町駅下車、タクシーで約5分

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ABOUT THE AUTHOR

株式会社自遊人 代表取締役クリエイティブ・ディレクター 編集者岩佐十良
株式会社自遊人 代表取締役、クリエイティブディレクター。
2004年、活動拠点を東京・日本橋から新潟・南魚沼に移転。
そのライフスタイルが注目され 「情熱大陸」「ソロモン流」「カンブリア宮殿」などで紹介される。
2014年には南魚沼市・大沢山温泉に「里山十帖」を開業。

自遊人 www.jiyujin.co.jp
里山十帖 www.staoyama-jujo.com

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