春の風物詩、雪さらし

ユネスコの無形文化財に登録されている「越後上布」は昔からこのあたりの名産品でした。なんと正倉院にも、越後の麻織物「越布」が納められているほどです。

塩沢には今もいくつかの織元が営業しています。

そんな南魚沼で2月の下旬から3月の、少し気温が上がって来たころに行われるのが「雪さらし」。

真っ白な雪の上に織った布を広げることで、布が漂白されてかすりなどの柄が鮮やかになるのです。

織り上げたばかりの布だけではなく、年月がたってできた黄ばみも漂白することができるので、全国から行きさらしのために里帰りしてくる布もあります。

まだ雪がちらつくこともありますが、雪さらしの始まりは「春が近づいてきた」証です。

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編集者横尾 鮎美
神奈川県出身、武蔵野美術大学卒。2004年に東京から南魚沼市に移住。
趣味・食べること、仕事・食べること、と自負するほどの食いしん坊。
歴史 と文化を探求しながら、日々、南魚沼の美味しいものを探してうろうろしています。

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