とうふ工房ふえき農園
大津謙さん

沖縄から雪国へ。でも住むにはどこでも同じかと気楽に考えていました

農業という仕事をする以上は、どこかに定住しないといけないですよね。でも、「雪国」だからといって、そんなに身構えるほどのハードルがあるわけじゃなかったですね。

確かに、これまで過ごしてきた土地が、ザンビアとかタイとか温かいところばかりでしたし、直前にいたのも温かい沖縄でしたから、差はありましたけど(笑)。でも、高校時代は山形の小国というところに住んでいて、ちょうど高校の頃、小国でも「電線をくぐったり、またいだりできる」というレベルの豪雪だった年がありまして。そんな経験もあったので、雪に対してはそれほど気にしていませんでしたね。

確かに、冬はこの積雪ですから野菜を育てるのには苦労はあります。でも、これまで各地を見ていて、田舎に新規で就農すると、村の人の間に入りにくい場所って結構あるんですよね。きつい結束があって、例えばお葬式が出たら両隣の人は1週間拘束されるとか、1人あたり3万円くらいかかるとか。そんなところと比べると、南魚沼は開けている土地だなと思いますね。

そういえば、家の屋根は角度を付けてあって、冬は雪が積もっても自動で落ちるんですけど、落ちた雪を勝手に捨てちゃいけないというのは知りませんでしたね。もちろん「人の敷地に雪を落とす」ということはあり得ないんですが「田んぼならいいかな」と思っていたんです。ところが、田んぼに雪の山を作っちゃうと雪解けが遅れて、田植えが遅れるから困るんだとか。それは知らなかったですね。雪に関しては知らないことがあるから、非常識になって迷惑をかけないようにはしないとなと思います。

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Live from Minami-uonumaLMU編集部
東京から南魚沼市に移住したスタッフ3人で作っています。
東京時代は仕事ばかりで、昼も夜もわからぬ毎日を過ごしていましたが、南魚沼市に引っ越して生活が一変。
直売所で買った野菜で料理をし、温泉に通 い、休日は山に登ったり、スキーをしたり。
豊かな場所で暮らすだけで、心も生活も豊かになって、良い仕事ができるようになる……ような気がする今日この頃です
(移住12年めの素直な感想で す)。

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