家と町の境界線

先週は、大雪の予報が出ていましたが
南魚沼市はお日様が出るお天気でした。

今朝はまた少し雪が降りました。
わたしの家のある八海山の麓では、町中よりも雪が多く
出かける時は降っていても
通勤中に道をくだって行くに連れて
だんだん晴れていく…ということが多いです。

大体、水汲み場の「岡」の辺りが境になっていて
こちら側と、あちら側では
雪の量も空気の温度も違ってきます。

寒くなってきた時期の帰り道、車の中がヒヤッとしたり
降っていた雪の粒が大きくなったり。

自転車も、町には行きはくだりでシャーだけど
帰りは地獄の登り坂…
近所の中学生が、よく軽トラックで迎えにきてもらって
荷台に自転車を積んで帰っているのを見かけます。

そんな話を、東京の友達とのLINEのグループで話すことがあって
(もっと他に話すこともあるだろうに)
長野出身の友達も、わかるわかると言っていたり
栃木出身の友達も、車生活のあるあるだったり
場所が違っても同じような思い出があるんですよね。

わたしの実家は湯沢の町中だったので
そんなにひたすらな坂道に苦労した思い出はなかったのですが
今新しくそんな感じの暮らしの
なんだかおもしろエピソード的なものが増えていくことが
楽しみであり、しあわせだと思っています。

一日のほとんどを占めている自分の外側には
全然知らない価値観や、知っているけど実感出来ない価値観の
色んな人たちがいて
同じ町で暮らしていても違ったり
違う街で暮らしていても似ていたりします。

あっち側とこっち側を同時に持つことは出来ない。
そのどっち側にいても、その境界線に立った時も
その区分に左右されない自分がいたらいいと思う。

いつもの生活がその自分をつくっている。
今日もわたしはこの家族とこの町で。

ABOUT THE AUTHOR

南雲亜美
湯沢町生まれ。六日町高等学校卒業後、東京の服飾の学校に進学、卒業後はアパレルの仕事に。10年の東京生活を経て帰郷。2009年から六日町でNATURAL and ORGANICをコンセプトにしたカフェを営業。2012年に息子が生まれ、八海山のあしもと、大自然のなか家族と暮らしています。

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