春の雪

朝、親子で しみわたり を楽しむ姿。

山と雪でシーンとした空気に

ふたりの楽しそうな声が響きます。

親がとても楽しそうで

オトナになって またこうして雪遊びを楽しませてくれる

コドモの存在がどこの土地でも 何よりの宝もの。

 

10年前に東京から帰って来て

はじめに勤めたレストランで

出会った男の子と女の子が

結婚することになり

末っ子長男の家で同居タイプの結婚だったので

がんばるんだよ!と女の子に声を掛けたら

がんばるのは、僕だよ!と男の子に言われました。

 

「僕は家族がひとり増えるだけだけど

彼女は家族が全部変わってしまうんだから」

だから、がんばるのは僕 だと。

当時ハタチの男の子に言われました。

 

なんてこったい!

 

隣町へ嫁いでいくのだって苦労があるでしょう。

それが、遠くの土地からこの土地へ

嫁いで来てくれるお嫁さん…

ただ好きな人が生まれたというだけで

この土地での生活を選んでくれて

ありがたいですね。

 

結婚や愛情は硬い岩や頑丈な入れ物のように

カタチが決まっているものではないと思います。

水のようにその時々で姿カタチが変わり

流れたり氷ついたり

時には雪として降り積もったり

雪ひとつでもふわふわとした時もあれば

その上をコドモが駆け上がっても

オトナが走り回っても埋まらない硬さにもなります。

 

周りのカタチに順応して自分の姿を変えていく

緩い緩〜い、強い気持ちであり続けること。

ここでの生活は

自然の中で、いくつになっても全力で遊び

焦らず、立ち止まらず、正しすぎずに。

 

 

ABOUT THE AUTHOR

南雲亜美
湯沢町生まれ。六日町高等学校卒業後、東京の服飾の学校に進学、卒業後はアパレルの仕事に。10年の東京生活を経て帰郷。2009年から六日町でNATURAL and ORGANICをコンセプトにしたカフェを営業。2012年に息子が生まれ、八海山のあしもと、大自然のなか家族と暮らしています。

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