渡辺保宣さん

キャプション間取りの変更など、地元の工務店に頼んで改築しました

買った時は床が抜けていたり、ひどい状態でした。それで、地元で古民家を主に手がけている工務店に頼んで改築したんです。かなり手を入れましたよ。夫婦2人なんでそんなに部屋はいらないから、一部はとっぱらったり、廊下は狭かったから幅を広げてもらったり、2階への階段はあまりに急で縄がぶら下がっているような階段だったんで、掛け替えたりもしました。

それから、昔の民家というのは今のマンションと違って、収納場所がほとんどないんです。押し入れというのが母屋に無かったんですね。前に住んでいた3LDKのマンションには3畳弱くらいの納戸があったから、そこに詰め込まれていた物を入れる場所がまったくないから、とりあえず2ヶ所の押し入れを作ってもらったけど、それでも足りなかったかな。

もともと古民家といってもそんなに古い建物じゃなくて、せいぜい築70年くらいだったんじゃないかと思いますよ。

壁は左官屋さんに塗ってもらった壁ですが、中に魚沼産コシヒカリの藁を混ぜてあるんですよ。

周辺の家におじゃまするとコタツの家が多いですが、マンションの時が椅子だったから、そのまま基本的に椅子の生活をしています。膝折るのは苦手し。それにコタツに入ってしまうと動かなくなるし(笑)

台所は最新のシステムキッチンが入っています。お風呂も丸ごと取り替えて桧の浴槽で。やっぱり水回りは古民家のままだと過ごしにくいと思います。そういうものは全部新しいものにしないとしんどいんじゃないかな。

改築に入ってからもまだ東京で仕事があったから、平面図を作ってそのとおりに作ってくれと言ったきり、途中で見に来れたのは2〜3回。設計図も何もなかったからほとんどお任せになってしまいました。

一応、見積もりはもらったけど、私が考えた金額よりとても高くて(笑)。家は比較的安く手に入れましたけど、結局改築にびっくりするほどのお金がかかりましたね。古民家を改築しようとすると、同じ坪数で建てるんだったら新築よりお金はかかります。でも、これで良かったかなと思っているんですよ。


暖房は薪ストーブですが、それだけでもあったかいです

窓は全部、二重ガラスのサッシに変えたり、雪国仕様になっているので、すきま風は無いし、寒いということはないです。

暖房は薪ストーブです。ほかの部屋にはエアコンもありますが、ほとんど使っていませんし。電気ストーブも使ってますけど、2階にある寝室(薪ストーブのあるリビングの吹き抜けに面した部屋)も、あったかい空気がいくように壁の一部を開けて作っているので、暖房なしであったかいですよ。隣の部屋には囲炉裏もあって、それも使っています。買った時は薪ストーブのあった場所にも囲炉裏があったんだけど、料理をするくらいに囲炉裏を使っちゃうと煤だらけになっちゃうからストーブに変えました(笑)。

薪は買っています。実は改築したときに廃材は残してもらったんですけども、釘が多くて、ストーブに入れるように揃えるのがなかなか大変でした。良し悪しですね。

暖房に灯油かガスか電気か薪か、どれが良いかと考えた時、だいたいこの辺で使っているのは灯油ですが、近所の人に聞くと、400リッターの灯油を、1冬で2回くらい使うみたいです。金額としては灯油でも薪でも同じくらいなんじゃないかなと思って、もともと灯油の臭いが苦手なこともあって薪ストーブにしました。キッチンとか風呂はプロパンガスです。

今年は敷地の杉の木を2本切って、薪にしようと思っているんです。杉の木の葉っぱがどんどん近所の田んぼや畑に落ちていて、迷惑かけているので切ろうかと思っていたら「杉は乾くのが早いから、春に切って薪として雨がかからないようにしておけば、冬にはストーブに使えるよ」って言われたんです。だから誰かに薪割機を借りようと思っているんですよ。


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Live from Minami-uonumaLMU編集部
東京から南魚沼市に移住したスタッフ3人で作っています。
東京時代は仕事ばかりで、昼も夜もわからぬ毎日を過ごしていましたが、南魚沼市に引っ越して生活が一変。
直売所で買った野菜で料理をし、温泉に通 い、休日は山に登ったり、スキーをしたり。
豊かな場所で暮らすだけで、心も生活も豊かになって、良い仕事ができるようになる……ような気がする今日この頃です
(移住12年めの素直な感想で す)。

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